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OUTCOMES
2020.10.27

大脳基底核の神経細胞が運動のコントロールに関する情報を伝えるしくみを解明

概 要

自然科学研究機構生理学研究所のWoranan Wongmassang研究員、南部篤教授のチームは、合図によって標的に手を伸ばす運動を行う際に、大脳基底核が運動の情報を伝えるしくみを、ニホンザルを用いて明らかにしました。この結果は、同期活動を減らすことによってパーキンソン病などの症状を改善できる可能性を示し、効果的な治療方法の開発にもつながるものと期待できます。

【成果情報はこちら】

https://www.amed.go.jp/news/20201020-02.html(AMED)

論文情報

<タイトル>

Weakly correlated activity of pallidal neurons in behaving monkeys
DOI : 10.1111/ejn.14903

<著者>

Woranan Wongmassang, Taku Hasegawa, Satomi Chiken, Atsushi Nambu

<掲載誌>

European Journal of Neuroscience